毎日の家事の中で圧倒的に手間がかかる食事づくり。
献立を考え、食材を買い、調理する。
たった1日であれば楽しくても、毎日続くと大変ですよね。
夕飯時は、空腹状態なので長時間待たせるわけにもいかず、かと言って家族の健康を考えると、栄養バランスは考えておきたいところ。
私自身も働きながら子供を抱え、毎日の夕飯作りにとっても苦労していました。
いろいろ試行錯誤したり、周りのワーママにも相談した結果、やってよかったと思う時短料理のコツが以下の5つです。
コツをつかめば、ぐんっと料理の支度を早くすることができます。
それにより、子供と遊ぶ余裕が生まれたり、毎日寝かせるのが遅くなりがちな平日もゆとりをもって生活ができるように!
毎日「早くして」と怒ってばかりの生活から、卒業することもできます。
そんなゆとりを生む時短調理のコツについて、ひとつずつ細かく紹介しますね。
買い物は週末にまとめ買いで時短
まず1つめのコツは、平日用の食材は週末にまとめ買いをしてしまうということ。
それまで、2〜3日に1回は買い物に行くことが多かったのですが、思い切って、週末にまとめ買いを するように変えてみました。
まとめ買いをする効果として感じられたのは、
という3つ。特に、毎日買い物に行くと、お菓子やジュースなどの嗜好品を多く買ってしまうことがあったので、まとめ買いでは減らすことができました。
また、肉などは大容量のパックを購入するようになったので、食費節約にも効果が!
まとめ買いをする際には、
の3点に気をつけていると、無駄なく効率よくまとめ買いをすることができます。
下ごしらえは時短調理最大のコツ
時短調理のコツ2つめは、下ごしらえをあらかじめしておくこと。
これが最大のコツと言っても過言でないかもしれません。
1週間きっちりとメニューを決めて下ごしらえをするのも良いですが、そこまで徹底的にできない私は
の2つをやっています。大雑把&ズボラな私は、細かくはやりません。
野菜の下ごしらえはざっくりと!
野菜の下ごしらえは、細かく用途ごとには分けず、長持ちできるように少しだけ手を加えています。
小松菜やほうれん草などの葉物野菜は、あっという間にしなっとしてしまうので、買ってきたら茹でておきます。
4cmほどの長さに切り分けて、タッパーに詰めたら冷蔵庫へ。
ブロッコリーも足が早いので、小房に分けて茹でてタッパーへ。水分がつかないよう、あら熱を取る時に茎を下にすると良いです。
ここまでやっておくと、お浸しやマヨネーズ和えなど、小鉢がすぐ作れます。
他によくやる下ごしらえは、玉ねぎをよく使うサイズにあらかじめ切ってしまうこと。薄くスライスするか、みじん切りが多いです。
切ったらジップロックかタッパーに入れて保存しています。冷凍庫に入れた玉ねぎは、火を通すとすぐに飴色玉ねぎになるので、調理時の時短にもつながります。
また、庶民の味方、もやしも下ごしらえ。水を張ったタッパーに入れるだけで、長持ちしますよ。
肉や魚は小分けにして冷凍
お肉屋お魚は、購入してきたら、1回分の量に分けてラップしています。
購入から2日以内に使うものは冷蔵庫、それ以降のものは冷凍庫へIN。
下味つけて冷凍すると、さらに調理当日がラクチンに!最近スーパーや食材宅配で人気のミールキットを自分で作ってしまうこともあります。
1回分ずつわけてラップする際に、鶏肉は塩麹つけておくと、味がつく上やわらかくなるのでおすすめ。
鶏肉1枚に対し、大さじ1弱程度であればしょっぱくなりません。
オリジナルミールキットで調理時間を短縮
時短調理のコツ4つめは、ミールキットを自分で作ってしまうこと。
主にメインディッシュは、これをやっておくと本当に楽です!
肉or魚+付け合わせ(野菜、きのこなど)+調味料をジップロックの中に入れて冷蔵庫or冷凍庫へ。
調味料で下味がしっかりつくので、短時間でぱぱっと準備できます。。
市販のミールキットよりも安上がりで、自分好みの味に仕上げられるよ!
揚げ物が食べたい日もありますよね。
でも、準備や後処理が大変な時はノンフライヤーを使うのがおすすめ!
火を使わないので、小さな子供がいても安全なうえに、油の後処理も不要です。
1週間の献立をルーティン化して、考える時間を減らそう
時短調理のコツ5つ目は、1週間の献立をルーティン化してしまうこと。
メニューを考えることって、実はすごく時間がかかってるんですよね。
なので1週間の献立を固定化してしまうと、すごく楽にご飯作りに取り掛かれます
今日のごはんは何にする?何が食べたい?
…思いつかない(涙)。
毎日ご飯を作っていると、作りたいものや食べたいものってなかなか出てこなくなりませんか。
レストランに行った時も、メニュー表があるから、その中から選びます。
それと同じで、家で作る時もあらかじめメニューを決めておくと、迷う時間がダントツ減ります。
固定化すると言っても、がっちり決めてしまうのではなく、あくまでふんわりと決めておくのが〇。
例えば、月曜から金曜までのメインディッシュを、豚肉→鶏肉→魚→豚肉→魚と決めてみたり、和食→中華→洋食→和食→洋食 にしてみたり。
ちなみに我が家は、月〜金の夕飯のメインを肉→魚→丼もの→肉→カレーやシチューというサイクルに決めてしまっています。
それをもとに、家族の都合や保育園の給食などで前後させることも。
なぜか夕食をカレーに決めた日に限って、保育園もカレーなんですよね…不思議!
このメニューにした理由は、
ただし、あくまで予定なので、家族の予定によって前後させています。。
例えば、主人が出張や飲み会のため夕飯が不要な時は、事前に冷凍しておいたカレーやパスタソースですますことがほとんどです。
カレーやパスタ、ハヤシライスなどの日は、大量に作って、残った分を1人分ずつ冷凍庫にストックしています。疲れ切った日に冷凍庫を見ると、「あの日の自分、グッジョブ!!」と心から思います。
離乳食期の子供がいるときは、ご飯を分けて作らなければいけないのも、食事作りが億劫に感じる原因の一つ。
そんな時は、パルシステムの離乳食用食材に頼ってしまうのも手!
合わせ調味料の配合を覚える
時短調理のコツ5つめは、合わせ調味料の配合を覚えてしまうこと。
以前の私は、メニューが決まると毎回携帯でレシピ検索。
検索しているうちに、ほかのものが食べたいなーと目移りしたり、ネットサーフィンしてしまって、気づけば時間が経っている、ということが何度も。
なので、毎回調べることをやめ、そのかわりに調味料の配合を携帯にメモするようになりました。
- 醤油 大さじ1
- 料理酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 砂糖 大さじ½
これで、甘辛な炒めものができます。具は野菜、肉、魚介なんでもOKです。
このタレのアレンジとして、
醤油ベースの炒めものにあきたら、あっさり塩だれもおすすめ。
- 料理酒 大さじ1
- 鶏がらスープの素 小さじ1
- みりん 小さじ1
- すり下ろしにんにく 1かけ分
この塩だれに、長ネギのみじん切りを入れるとネギ塩だれになります。また、レモンを絞ってもさらにさっぱり!
和食の基本「煮物」と子供が大好きな丼もののダシはこれ。
- だし汁 300ml
- 醤油 大さじ1.5
- みりん 大さじ1.5
- 料理酒 大さじ1.5
- 砂糖 小さじ1
- だし汁 200ml
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 料理酒 大さじ2
あとはご家庭の味に合わせて、甘みの増減や出汁を利かせるとさらに自分好みになります。
ちなみに私は超ずぼらなので、軽量スプーンは使っていません!
基本目分量なので、ちょっとずつ毎回味が違います。
どうしても必要な時は、
大きなスプーン→大さじ
ティスプーン→小さじ
で、代用しています。
このように、合わせ調味料の配合をあらかじめ決めておくと、レシピを見ないでもご飯を作れるようになります。
そして、合わせ調味料よりも超絶お助けになるのが、市販の調味料。
焼肉のタレ、ポン酢、中華だしのもと、めんつゆなどお気に入りをストックしておけば、それだけで味がきまります!
汁物は調理時間5分!時短スープのコツ
時短調理6つ目のポイントは、汁物の調理時間は5分以内にすること。
我が家にとって汁物は必需品です。
なぜなら、汁物に入っている野菜なら長男が食べてくれる確率が高いから。
そして、残業が多い旦那にとっても、汁物だったら夜でも食べやすいから。
でも、汁物も作るなんて、ぶっちゃけめんどくさい!
なのでできるだけ手間を減らすべく、我が家の汁物は基本5分以内に作ると決めています。
中に入れる具さえ火の通りやすいものにすれば、5分以内で作ることができます。
レパートリーは
の5つ。
この6種類のスープに合わせる具材はできるだけ火の通りが早いもの。
私がよく使うのは以下の食材の中から、3〜4つ程度の組み合わせ。
野菜 | 小松菜、ほうれん草、白菜、キャベツ、水菜、人参、もやし、きのこ類、玉ねぎ、じゃがいも、かぼちゃ、コーン缶 |
薬味 | ねぎ、ごま |
その他 | わかめ、春雨、卵、豆腐、油揚げ、麩 |
具材は小さめに切るのがポイント。
じゃがいもや人参など火の通りにくい野菜は、あらかじめレンジでチンしておくと火の通りが早くなります。
わかめは乾燥わかめをそのままスープの中にドボン。
5種類のスープと、上記で挙げたような具材を順々に組み合わせるだけで、毎日全く違う汁物を楽しむことができるよ!
汁物が食卓にあると、体も温まり、水分・塩分補給にもなります。
苦手な野菜を食べてくれたり、足りない栄養素を補うこともできるのでオススメ。
また多く作っておき、朝はご飯とスープだけで済ませることもできます。
作り置きがあれば時短でも栄養価ばっちり!
時短調理を叶える5つのコツに加えて、私がやっているのは、週末の作り置きおかず。
毎日食べるご飯だから、できるだけ栄養価には気を使いたいところですが、毎日何品も作っていられません!
なので、野菜メインの作り置きおかずを何品か週末に作っています。
作り置きのメリットは
と、いいことづくめ。作るときのポイントは、
そうすると、見た目も栄養価も高い食事を簡単に準備することができます。
作り置きおかずを先にだせば、食べている間に調理することもできるので、子供のぐずつきが減るよ!
作り置きおかずは、パルシステムの「我が家の常備菜セット」が便利。
毎週3品+少しずつ余った食材で使い切りおかずを提案してくれます。
料理初心者さんでも作れるささっと作れるレシピばかり。
これさえ作れば、日々の食事の栄養価UPにつながるうえに、副菜のレパートリーが広がります♪
パルシステムの口コミは別のページにまとめてありますので、「【パルシステムの口コミ・評判】メリット・デメリット、料金を総まとめ」をご参考くださいね。
足りないものは食材宅配を使って買い物に行く時間を時短
週末にまとめ買いをしていると、どうしても週の中頃になくなってしまうものがあるのも事実。
そんな時こそ宅配サービスを使うチャンス!
宅配サービスを使えば、
といいことづくし。
最近は各社ともに、手軽に調理できて美味しいミールキットが豊富。
栄養バランスが良いので、毎日の食事を助けてくれます。
ミールキットのオススメは、Oisix。
宅配スーパーを使うなら、楽天西友ネットスーパーがおすすめ。
楽天西友ネットスーパーで買い物をすると、楽天スーパーポイントがたまる上に、楽天ママ割を使えば、毎週水曜19時〜木曜の注文がポイント3倍に!
最短で注文した当日に届けてもらえるのも、忙しい主婦にとってはありがたいです。
忙しい毎日は時短料理のコツを覚えて乗り切ろう!
朝起きてから夜寝るまで、本当に一瞬のように過ぎていく毎日。
主婦にとっての「ゆっくりできた」は、子供がテレビを見ている間に5分だけ座れた、というくらい貴重なもの。
だからこそ、少しでも効率よく家事を済ませて、ゆとりを持ちたいですよね。
そのゆとり生み出すコツは、
が最大のポイント。
さらに作り置きおかずや手作りミールキットを用意しておくと、
とメリットがいっぱい。
何かひとつでも取り入れてみると、劇的に違いを感じられますよ!
ちなみに私は、献立を考えることが1番苦手だったので、
の2つに1番助けられています。
ぜひ試してみてくださいね!
食材宅配のミールキットでいちばんのおすすめはOisix。
ミールキットの先駆者ともいえる存在で、おいしい&簡単&ちょっとおしゃれな食事づくりをサポートしてくれます。
平日3日分の食材セットや作り置きおかずセットを準備されているのはパルシステム。
セットの中から、不要な食材のみ注文しないこともできるので、冷蔵庫の中身と相談して注文できます。