ワーママにとって、育休からの復帰はとても悩ましいもの。
かわいい子供と離れたくないな…それに今さら仕事についていけるかな。
毎日育児手一杯なのに、会社と家庭の両立はどうやったらいいんだろう…
不安に思うことがいっぱいですよね。
私も2度の育休から復帰しましたが、それぞれ別の不安がありました。
多くの会社で行われることが多い復職前面談は、そういった不安を解消するためにも、準備を万全にして臨みましょう。
自分が不安に思っていることを明確にしておけば、
- 確認しておくべきこと
- 伝えるべきこと
が明確になるので、自分の働きやすさにもつながりますよ!
育休中の復職前面談で会社側が確認したいこと
育休からの復職が決まった後、多くの会社で行われることが多い復職前面談。
復職前面談は、
- 復帰が決定した段階で、人事と面談をする場合
- 配属先が決定した後に、配属先上長も含めて面談をする場合
の2パターンのどちらか、もしくは両方が多いようです。
私の場合は、1は面談ではなく人事からのアンケート、2は人事と配属先上長と行いました。
この面談は、会社が育休取得者に対して、
- 今後どんな働き方を望んでいるのか
- どんな仕事をしてもらうことが望ましいのか
を確認する場です。
短くても数か月、長いと2年近く会社から離れている育休取得者。
育休中に、働き方の考え方が変わることもあるでしょう。
また家庭の事情により、働き方を変えざるを得ない人も多いです。
そういった育休取得者の現状を確認し、その人にとってよりよい働き方を会社として考えるための面談になります。
一般的に、聞かれる内容としては、以下のような内容が多いです。
- 職場復帰日
- 勤務時間はどうするか
- 時短orフルタイム、フレックスを利用するか
- 繁忙期は残業や休日出勤ができるか
- 遠距離や宿泊を伴う出張ができるか
- 育休中に取得した資格はあるか(仕事に生かしたい資格など)
- そのほか、考慮する事項があるか
私の会社では、上記についてはアンケートが取られました。
また、「希望が通るわけではない」との断りつきではありましたが、復職後に従事したい業務内容も聞かれました。
会社との間にミスマッチが起きないよう、聞かれる内容についてはあらかじめきちんと準備してきましょう。
復職前面談で会社に伝えておきたいこと
次に、面談時に自分が会社に伝えたいことを整理してみましょう。
私が働いている会社では、復帰直前の配属先発表のタイミングで面談を行いました。
事前のアンケートで聞かれた内容と被っていましたが、以下の内容を整理して面談に臨みました。
- 職場復帰日について
- 勤務時間について
- 残業や休日出勤、出張の対応について
- 会社に伝えておきたいこと
- 自分のキャリアプラン
上の3つについては、会社が確認したい内容と被ります。
下の2つについては、自分の考えをまとめておきました。
私が会社側へ伝えたことは、以下の通りです。
私の会社はフルタイムで働くと、勤務時間が8時間(除休憩時間)です。
時短勤務は最短5時間~で、30分単位で変更が可能です。
復帰直後は、自分や家族のペースを掴むため6時間勤務からスタートし、遅くとも1年以内には勤務時間を延ばしたい、と伝えました。
また、リモートワークを推進しつつある会社なので、繁忙期は在宅で勤務したいことも伝えました。
時短勤務ではあるものの、自分ができることをきちんと伝えれば、マミートラックに乗せられないと考えたからです。
上記を伝えた結果、長男産後の復職の時は、時短勤務ではあったものの、プロジェクトの担当を任されました。
また、できるだけ上司とコミュニケーションを取るようにし、1年後には昇給昇格もできましたよ!
上記をもとに、自分自身が「できること、できないこと、やりたいこと」を整理し、きちんと会社へ伝えておくと、望ましい働き方ができるようになります。
もやもやしている状況でも、自分が「できること、できないこと、やりたいこと」を明確にしておくと、交渉がしやすくなります!
復職前面談の際に聞いておきたいこと
復職前面談は、自分が気になっていることを会社に確認する場でもあります。
そのため、聞いておきたいことをあらかじめまとめておくと、スムーズに復帰しやすくなります。
私自身は、2度の育休がいずれも1年半ほど取得したので、会社の変化が結構ありました。
そのため、
- 育休中の会社の変化(組織や人事体系などの変化)
- 利用できる制度(テレワークや時短、フレックスなど)
- 復職時の所属先の現状や仕事内容
- 私自身に期待されていること
を人事と配属先上長に確認しました。
諸制度や会社の環境については、今までと変わらないところや変更点などを中心に教えてもらいましたよ。
時短制度や有給制度、看護休暇あたりは、子供がいるとよく使うので、事前に確認しておくといいよ!
また、配属先の状況や配属先で自分自身に期待されていることは、細かく聞いておくことをおすすめします。
それによって、復職までの期間にあらかじめ勉強や本を読むなど、心づもりができます。
また、求められていることが明確なので「復帰早々だから頑張ろう!」と空回ることも避けられます。
事前に不安点や疑問点を解消しておくだけで、スムーズな復職の一歩を歩むことができます。
育休前面談は準備万端で臨もう
育休からの復職は、環境が大きく変わるので不安がつきもの。
育休中は大人との関わりが少なく、「早く働きたい!」「大人と話したい!」と思うことが多い人でも、いざ復職が決まると、不安がたくさん押し寄せてきますよね。
私も、息子が待機児童だった時には早く復帰したくてしょうがないと思っていたけど、実際復帰が決まると「本当にちゃんと働けるかな」と不安でいっぱいだったよ。
そんな時こそ、不安に思っていることを書き出してみると、頭の中が整理できます。
不安要素の中には、働き方を考えればクリアできるものも多いはず。
- 時短制度
- テレワーク
- フレックス制度
など、会社に相談できること、利用したい制度はきちんと伝えてみましょう。
自分自身が働きやすい環境を得るためには、自分が困っていることをきちんと口にすることも大切!
待っているだけでは会社は気づいてくれないので、口に出して自らの手で環境を整えていきましょう。
そして復職後は、すべてにおいて100%を求めないこと!
仕事は、数か月先にできていればOK!というぐらいの気持ちでいるほうが、うまくいきますよ。
家事については、頼めるものは外部の手を徹底的に利用するのがおすすめ。
親やファミサポに頼れればいいのかもしれませんが、我が家のように、そういった手が使えない場合は、思い切って外部サービスに依頼しましょう。
買い物は食材宅配におまかせすれば、帰宅時に混んでいるスーパーによる必要がありません。
- 牛乳や卵、パンなど毎日使う食材
- 15分以内に夕飯が作れるミールキット
- 子供のためのおやつ
など、毎日の食事に必要なものは、食材宅配にお任せすると、日々のゆとりが生まれ、毎日食事作りに頭を悩ますこともなくなります。
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