この記事では、エルゴ抱っこ紐のゴムひもが伸びてしまった時の対処法と、お直しの方法についてまとめました。
赤ちゃんの抱っこ紐として、根強い人気を誇るエルゴ。
しかし、使っているうちにウエストベルトや肩ストラップ、胸ストラップのゴム紐が伸びてきてしまうことがあります。
そうすると余ったストラップをうまく纏められず、使用するときに邪魔になってしまいます。だらんと垂らしたままにしておくと、場合によっては危険な目にあってしまうことも。
そのためゴム紐が伸びてきてしまった場合は早急に直すようにしましょう。
それは、ゴムの留め方を変えるだけ。その方法のご紹介と、それ以外のお直しの方法をご紹介します。
■エルゴのゴム紐が伸びてしまった時の対処法
さっそくですが、エルゴのゴム紐が伸びてしまった際の対処法について、説明していきます。
今回私が使っているエルゴは、ウエストベルトのゴム紐が伸びてしまったので、そちらの写真とともに解説しますね。
他の場所のゴム紐でも同様にできるので参考にしてみてください。
①ベルトを縦に持ち、ゴムが左側へくるようにする
②ゴムをベルトに掛ける
この時ゴムの左側部分が1cmほどたるみがあるようにしておくこと!
③②の状態から、ベルトを手前に倒し、下からベルト→ゴム→ベルトが重なるようにする
④ベルトをどんどんと手前に巻いていく。
この時、上にあるゴムは巻き込まれないように避けて、ベルトのみ巻き込んでいく。
ベルトを手前にまくと、必ず余っているゴムがねじれるので、毎回ねじれを直す。
⑤巻き終わりまで行ったら、②で残したゴムのたるみ部分を引っ張る
⑥完成図
実際に手元にベルトを持ちながら、写真通りにやってみると、とても簡単にできます。
ゴムが伸びて困っている方は、ぜひご参考くださいね。
ストラップゴムが伸びてしまう原因
そもそもストラップゴムが伸びてしまう原因は何なのでしょうか。
原因とともに、伸びないようにするにはどうしたらよいか考えてみます。
原因1:使いすぎによる劣化
人にもよりますが、毎日使用する人も多いのではないでしょうか。
- 外出するとき
- 家の中で少し愚図ったとき
- 寝つきが悪い時
- 家事をしたいのに抱っこしてほしいとせがまれるとき
短時間の利用も含めるとキリがありません。
このように頻繁に利用しているため、自然と伸びてきてしまうのが一番の原因です。
これに対する対策は『使わない!』と言いたいところですが、さすがにそういうわけにもいかないですよね。
なので、『複数のベビーキャリアを順番に使う』のがよいでしょう。
原因2:使う期間が長くなったことによる劣化
2人目、3人目のお子さんの時にも、上の子と同じ抱っこ紐を使うことありますよね。
我が家も思い出がたくさん詰まっているせいか、変える踏ん切りがつかず同じ抱っこ紐を使っています。
長期間使っていると、ゴムが伸び切ってしまい余ったストラップをまとめておくだけの収縮性が減ってしまいます。
これに対する対策としては、『別のベビーキャリアにする』でしょう。
ただし、お気に入りのベビーキャリアだったり、あともう少しで使わなくなる時期となるとなかなか新しいものへ切り替えるのは難しいかもしれません。
原因3:洗濯や乾燥によるダメージ
エルゴは洗濯機で丸洗いできますが、ストラップを纏めた状態で洗濯・乾燥をするとゴムが伸びてしまいます。
洗濯や乾燥機を使う場合は、『ゴムで留めない状態で洗濯をする』ようにしましょう。
伸びたゴム、根本的にゴムを取り換えられるの?
ストラップをまとめるゴムが伸びた時の留め方をご説明しましたが、そもそもゴムを交換することはできるのでしょうか。
ゴム交換ができるか調べてみると、対応していることがわかりました。
1)総代理店による補償
エルゴベビー日本正規総代理店の株式会社ダッドウェイは、アフターサービスが用意されているため、無償もしくは有償の保障を受けることができます。
通常は、ユーザー登録を行うことで、2年間の補償期間内の破損などは無償対応してもらえます。しかし、自然劣化や洗濯・乾燥機によって伸びてしまった、安全用ゴムループおよびストラップまとめゴムは無償補償されません。(引用:公式サイト)
ただし、有償での修理受付はしてもらえるので、公式サイトから依頼することが可能です。
なお、修理代金はゴム交換が1,620円で、別途送料(¥648~¥1,080)、代引手数料(¥324)がかかります。
また、修理中はベビーキャリアをレンタルすることもできる点は、さすが正規の代理店ですね!(別途¥2,916必要)
2)お直し屋による修理
洋服のお直し屋などでも、ゴムを交換してもらうことは可能です。
ただし、場合によっては数日預ける必要があり、その間は使うことができません。
他のベビーキャリアを持っているのであれば代用ができますが、無い場合は困ってしまいますね。
また、修理代も1,500円以上と、なかなかいいお値段がかかるようです。
3)個人による修理
裁縫やミシンに長けている方は、自分で修理をすることもできるかもしれません。
その場合は部品を、洋品店やネットで調達することになります。
が、安全性などを考えると、個人で修理することはあまりおすすめできません。
以上のことから、根本的に修理する場合は、ダッドウェイに修理依頼をするのが一番よさそうです。
エルゴのストラップまとめゴムが伸びてしまったときのまとめ
エルゴのストラップまとめゴムは、留め方を変えるだけで充分に使うことができます。
手間やコストなどを考えると、留め方を変えるのが一番手っ取り早いでしょう。
私自身はご紹介した留め方で、現在エルゴを使用していますが、安全性には全く影響がありません。
また、ゴムが緩んで外れてしまうこともなく利用できています。
今後、バックルが壊れるなど、他にも破損個所が出た場合は修理依頼を検討する予定です。
伸びてきてしまって困っている方がいましたら、ぜひお試しくださいね。